

- タスク管理をしたいけどおすすめのツールが知りたい
- 個人でタスク管理をしたい
- プロジェクト管理ツール Backlogについて知りたい
こんなお悩みを解決するため、おすすめタスク管理ツール Backlog(バックログ)ついて特徴や申し込み方法を解説していきます。
目次
タスク管理ツール Backlog(バックログ)とは?

「Backlog(バックログ)」とは福岡の株式会社ヌーラボが提供するSaaS(Software as a Service)型のプロジェクト、タスク管理ツールです。
日本国内におけるプロジェクト、タスク管理ツールとしては最大規模のサービスとなり、大手から中小企業、フリーランサーと数多くの方々に採用されています。
有料契約数が10,000件、国内外の合計ユーザー数が170万人を突破(2020年5月時点)したことも発表され、十分な実績があります。

また、シンプルでわかりやすいUI、機能から大規模なソフトウェア開発、保守運用、Webサイト制作などIT分野からマーケティング、人事・総務、営業などの一般的な業務タスク管理など非IT分野まで幅広く活用されています。
Backlog(バックログ)の特徴

Backlog(バックログ)の5つの特徴を説明します。
Backlog(バックログ)の特徴
- 課題、タスク管理
- プロジェクト管理
- バージョン管理
- ナレッジ、情報共有
- API(Application Programming Interface)、外部サービス連携
課題、タスク管理

やるべきタスク、課題の整理や共有、進捗を管理できます。
また、カテゴリ分けも可能なため、単純なTODOなのか、問題に関する課題なのか整理することもでき、検索もカテゴリ検索などもできますのでとても便利です。
チームでプロジェクトを進行数場合、タスク、課題の更新、進捗をメールで共有することが可能で、認識のずれ、共有の漏れを防止することができます。
プロジェクト管理

プロジェクト管理や生産管理などで工程管理などを行うためのガントチャートいう機能があり、タスク全体の進捗管理が可視化できます。
チームのメンバーは、期限や進捗、達成状況を確認しながらプロジェクトを遂行することができます。
プロジェクト管理者が進捗をガントチャートを見て、遅延が発生しているタスクの担当メンバーを把握しすぐにフォローすることも可能になるため、プロジェクト自体を円滑に回すことができます。
また、スマホにBacklog専用アプリをインストールすることで外出先からでもプロジェクト管理が可能です。
バージョン管理

Git、Subbersionといったバージョン管理システムが標準で備わっているので、プログラムソース、ドキュメントなどのファイル管理が容易にできます。
編集したファイルを登録しておけば過去のファイルに戻すこともできます。
また、プログラムソースにおいてはGitを使うことで複数開発を同時進行やオンラインコードレビューなども可能です。
複数開発時に各メンバーが同じファイルを修正したとしても登録時に競合が発生するため誤って編集した内容が上書きかかってしまったなどの問題を防ぐことが可能です。
ナレッジ、情報共有

Wikiというプロジェクトのメンバーなら誰でも自由に編集できるWeb サイトを活用することでナレッジ、情報を共有することが可能です。
ミーティングの議事録や作業手順、技術ノウハウなどを追加、更新しておくことで過去の経緯やプロジェクト新規参入者、引き継ぎ相手への情報共有、がスムーズに行えるためとても便利です。
API(Application Programming Interface)、外部サービス連携

他システムとの連携が簡単に行えます。
プログラミングができる方であれば、API(Application Programming Interface)を使うことで他システム経由で、課題やユーザー情報の詳細取得、新規追加、変更、削除などといった操作が可能です。
例えば他システム側で障害が起きた時に障害を検知し、Backlogに障害に関する課題を追加することも可能です。
プログラミングができなくてもSlack、Chatworkといった外部サービスのチャットツールとの連携は容易にできます。
Backlog(バックログ)の始め方
Backlog(バックログ)の料金プランや始め方について説明していきます。
Backlog(バックログ)の料金プラン
全てのプランが30日間の無料お試し期間があります。 無料お試し期間終了後に、支払方法と月払い/年払いを選択して始めることができます。
プランの変更はあとからでもできるので、とりあえず使ってみたいという方は30日の無料期間もついている「スタンダードプラン」がおすすめです。
料金プラン | 月額 | 年額 ※3 | 各プランの用途 |
フリープラン | - | - | 個人のタスクを管理を管理したい(使えない機能が多数あり) |
スタータープラン | 2,400円 | 2,4000円 | 個人のタスクを管理を管理したい |
スタンダードプラン | 11,800円 | 118,000円 | 個人や小規模なチームで初めてプロジェクト管理をしたい |
プレミアムプラン | 19,800円 | 19,8000円 | 小〜中規模のチームで社内に加え社外ともスムーズにタスクを管理をしたい |
プラチナプラン | 50,000円 | 50,0000円 | 中〜大規模のチームでより高度なセキュリティやサポートで管理をしたい |
※1 全てのプランで30日間の無料お試し期間あり
※2 価格は税抜き価格になります
※3 2ヶ月分無料期間を差し引いた金額になります
Backlog(バックログ)のプランごとの機能制限
Backlog(バックログ)のプランごとの機能制限について説明します。
料金プラン | ユーザー数 | プロジェクト数 | ストレージ(容量) |
フリープラン | 1 | 10 | 100M |
スタータープラン | 30人 | 5 | 1GB |
スタンダードプラン | 無制限 | 100 | 40GB |
プレミアムプラン | 無制限 | 無制限 | 100GB |
プラチナプラン | 無制限 | 無制限 | 300GB |
他にも添付ファイル数、サイズの制限やサポート、セキュリティなどの制限があります。
詳しい内容は下記でご確認ください。
※「フリープラン」はこちらをご確認ください。
Backlog(バックログ)の申し込み方法
Backlog(バックログ)の申し込み方法を解説していきます。
申し込み方法
- Backlog公式サイトへアクセス
- 料金プランの選択
- アカウント情報を入力
- メールアドレス確認
- 利用開始
STEP1 : Backlog公式サイトへアクセス
Backlogの公式サイトへアクセスします。
アクセスすると下記のようなページが表示されます。
※画面のデザインは若干変更されることもあります

「無料でBacklogを試してみる」というボタンをクリックしましょう。
STEP2 : 料金プランの選択
料金プランの選択しましょう。

申し込むプランの「30日間無料で始める」というボタンをクリックしま
しょう。
※フリープランの場合は、同じページにある「フリープランはこちら」というリンクをクリックします。
STEP3 : アカウント情報を入力
次にアカウント情報を入力するページが表示されます。

選択したプランを確認後、アカウント情報を入力していきます。
入力項目
- スペースID : お好きなスペースID(半角英数字)
- 組織名 : 任意の組織名
- あなたのお名前 : ご自身のお名前
- メールアドレス : ご自身のメールアドレス
- パスワード : お好きなパスワード(8文字以上)
「無料で試してみる」というボタンをクリックしましょう。
「Backlog(support@backlog.com)」から「Backlogへようこそ。スペースの登録が完了しました!」というタイトルでメールが届いていれば登録自体は完了です。

STEP4 : メールアドレス確認
最後にSTEF3で登録したメールアドレスに「Nulab, Inc. (no-reply@apps.nulab.com)」から「メールアドレスの確認 - Backlog」というタイトルのメールが届いています。

「メールアドレスを確認する」というボタンをクリックして全て完了です。
STEP5 : 利用開始
Backlogにログインしてみましょう。
「https://STEP3で入力したスペースID.backlog.com/」にアクセスすると下記のようはログインページが表示されます。

STEP3で入力したメールアドレス、パスワードを入力し「ログイン」をクリックします。
下記のようなBacklogのダッシュボードが表示されますので、プロジェクトの作成やメンバーを追加していきましょう。

Backlog(バックログ)を利用した企業事例

Backlogは業界大手・上場企業〜中小企業の様々な業種で導入実績があります。
ここでは導入事例をいくつか紹介します。
事例1 : サンスター株式会社(マーケティング)
G.U.MやOra2などのオーラルケア商品で知られるサンスター株式会社では、「健康道場」と呼ばれる身体の健康をサポートする玄米菜食と青汁のブランドを展開しています。同ブランドのマーケティング部では、外注先の広告代理店とのウェブコンテンツの制作をBacklogで管理しており、納期の調整にWikiを、素材の共有に画像ファイルが活用されています。
サンスター株式会社(マーケティング)の事例
Backlog導入の背景
ウェブサイト内の記事などのコンテンツは更新頻度が高いため、発生する作業について代理店側と綿密にコミュニケーションを取る必要があります。コンテンツの企画や構成の相談から公開スケジュールの共有まで、企画からリリースの作業工程が多い分、認識の相違によるタスクの対応漏れが起きないように対策をすることが重要でした。
サンスター株式会社(マーケティング)のBacklog導入の背景
Backlog導入後の結果
Backlogは、サンスターと広告代理店とのタスク管理・情報共有において重要な機能となっています。Wikiやファイル管理を利用することで、双方の認識を合わせながら、コンテンツの制作管理を確実に納期通りに進めることができます。
サンスター株式会社(マーケティング)のBacklog導入後の結果
事例1 : 株式会社JALブランドコミュニケーション(マーケティング・制作)
JALブランドコミュニケーションは日本航空グループのブランド運営をより強化し、戦略的に活用する役割を担っています。事業の内容としては、広告営業や機内の映画や音楽コンテンツの制作や選定、JALのホームページの制作、運営や機内誌「SKYWARD」などの出版物やJALオリジナルカレンダー、シティガイドマップなどの制作がされています。BacklogはJALのオフィシャルホームページの制作プロジェクトを中心に幅広い事業で活用されています。
株式会社JALブランドコミュニケーション(マーケティング・制作)の事例
Backlog導入の背景
表計算ソフトでのプロジェクト管理は、ひとによってファイルの書式やフォーマットが異なっていたため、体裁が崩れて表示される事態が頻発していました。さらに、社外のパートナー企業にプロジェクトの進捗管理表を共有する際にメールを利用する必要があったり、最新版に更新したりする手間が発生していました。
株式会社JALブランドコミュニケーション(マーケティング・制作)のBacklog導入の背景
Backlog導入後の結果
JALブランドコミュニケーションは、表計算ソフトからBacklogに移行したことで書式の統一化に成功。個人のタスク管理の負担を軽減し、プロジェクトの進捗の見える化を実現できました。
株式会社JALブランドコミュニケーション(マーケティング・制作)のBacklog導入後の結果
事例1 : KDDI株式会社 開発(ソフトウェア・インフラ)
日本の通信事業を支えるKDDI株式会社では、開発と運用が二人三脚となる「DevOps」的な組織を目指して、改革が進められています。開発本部では「au携帯」や「au WALLET」に関する新規サービスが開発されており、運用本部ではサービス基盤のネットワークやシステムが維持されています。両部門がより密に連携するための共通基盤ツールとしてBacklogが一部のプロジェクトで活用されています。
KDDI株式会社 開発(ソフトウェア・インフラ)の事例
Backlog導入の背景
Backlogを導入する前は、情報共有手段としてメールを利用しており、企画・開発・運用の3つの部門のプロジェクト管理には表計算ソフトを利用していました。しかし、メールは流動性があるため重要な情報が流れてしまったり最新の添付資料のメールが不明になったりする事態が起きていました。さらに、表計算ソフトで作成したプロジェクトの進捗管理ファイルは容量の問題でメールに添付できないという事態も起きていました。
KDDI株式会社 開発(ソフトウェア・インフラ)のBacklog導入の背景
Backlog導入後の結果
Backlogは、KDDIの開発・運用・企画の3部門のにおける情報共有の仕組みを改善するだけでなく、外部ベンダーの進捗管理の効率化にも貢献しました。メールによるタスク管理・情報共有で起きていた作業工程を10から0にしたことで、マネージャーやプロジェクトメンバーはより創造的な仕事に集中できるようになりました。
KDDI株式会社 開発(ソフトウェア・インフラ)のBacklog導入後の結果
上記以外の導入事例についてはこちらの記事で確認できます。
まとめ : プロジェクト、タスク管理はBacklog(バックログ)がおすすめ

Backlog(バックログ)の特徴や料金などを下記にまとめます。
特徴、料金まとめ
- 課題、タスクの管理が可能
- プロジェクトの管理が可能
- バージョンの管理が可能
- ナレッジ、情報共有が可能
- API(Application Programming Interface)、外部サービス連携が可能
- 有料プランとしては月額2,400(スタータープラン)〜
- 無料のフリープランもあるが、機能は制限されている
プロジェクトの管理や課題、タスクの進捗状況を把握することはプロジェクトの大小にかかわらず大変ですが重要なことです。
Backlog(バックログ)を使用することで簡単に情報の共有ができるので仕事の効率が上がることは数多くある実績、事例から間違いない判断できます。
是非ともBacklog(バックログ)を導入し、プロジェクト管理、タスク管理業務を効率良く行い円滑にプロジェクトを進めましょう。